元支部長
- 合気道 武泉塾
- 5月29日
- 読了時間: 2分
先日、元支部長O氏から会いたいと連絡がありました。
稽古を頑張ってる生徒さんの話などで懐かしんでいると、皆んなに会いたいとなり、せっかくならと体験に来られました。彼を知ってる生徒さんは少なくなりましたが、約5年ぶりの再会を懐かしんでいました。
体験では彼が知っている形と今我々がやっている形は似ているようで全然違う事、また形の意味、身体の使い方を理解する事で技のかかりの違いを体験してもらいました。
何のためにその動作をするのか?等、意味を説明せず感覚【だけ】の形稽古に意味は無いと考えているからです。
稽古後に「子供達にも大人と遜色ない説明をするのに驚いた。説明が難し過ぎないか?」と言われましたが『分からないなりに耳にして動く事で形の上部だけをなぞるのではなく、少しでも身につく事があると考えている。』と話すと「確かに以前に比べて皆んな武道的な動きになってるね。」と生徒さんらの上達ぶりを喜んでいました。
彼は今、合気道からは離れ別の格闘技をしているそうですが体の使い方は通じるものがあると言っていました。
自分よりも体格・筋力の劣る相手と手合わせをした際には、理合と術理があれば技はかかるという事を実感してもらえたようです。
初心者や子供には理解できないだろうと、手順だけを重視し、理合、術理がない力技では何も身に付かないので、形を通して身体の使い方を学んでもらい、武道を離れたとしても習った事を活かせるようになってもらいたいのだと言う考えに賛同してくれました。
稽古後に過去の様々なオフレコ話で大いに盛り上がり、知られてなかった真実を色々聞き出しました。
色々な事がありましたが、彼の体調が良くなったという報告をきけた事が嬉しかったです。
これからの彼の活躍を祈ってます。