型を学ぶにあたって
- 合気道 武泉塾
- 2024年8月24日
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型稽古をする上で、基本の身体の使い方や力の方向を先ず学ぶ必要があります。
基本があってこその手順です。
手順を追えば(似たように見える)動きは出来るかもしれませんが、技として成り立つことは出来ないと考えています。
もちろん最初は手順を覚えることも大事ですが、その際にも基本の身体の使い方を意識することが大切です。
以前と違い進級試験を受ける際、前回受けた規定技を再度確認するようにしています。
これは段階を追って身体の使い方を身につけるために行っています。
例えば二段に昇段する際には初段の規定型が身に付いてなければいけません。
先達の先生方が稽古を行う上で学ぶべき身体の使い方を順を追って身につけられるように考え抜かれているのだと感じます。
このことは初段、二段、三段と段位が上がるにつれ実感出来ることです。
級の方には、「情報量が多すぎる」とご指摘を受けることも有りますが、頭の片隅にでも置いてもらえればと思っています。
1つの型の中に含まれている動きの意味、当身の位置の意味、体の向きの意味、様々な理を稽古を通して身につけ楽しんでもらえるよう、これからも情報量多めで行きたいと思います。