型稽古における受けの前提条件について
- 合気道 武泉塾
- 2024年4月20日
- 読了時間: 2分
YouTubeなどでも、合気道や様々な護身術、大東流などの技の動画がアップされています。
こういったもので、勉強される事も悪いことではありませんが、動画を見るだけでは分からない事も沢山あります。
例えば型稽古における受けの前提条件です。
型稽古において、受けが正面打ちや横面打ちをしっかり打ち込むのはもちろんのこと、半座半立(座っている状態の捕りに受けが立った状態で攻撃する)であれば、攻撃してくる方向や手をどのように押さえるのか?または引くのか??など、約束事があります。
押さえ方も、ただ押さえれば良いというものではありません。
捕りから反撃をされない間合い、反撃を受けにくい方向から受けが攻撃しなければ型稽古として成立しないのです。
また受けと捕りが、しっかり前提条件を理解して型稽古を行わないと怪我に繋がります。
これは受けと捕りが悪いのではなく、前提条件を伝えられていない指導員のせいだと考えています。
私が尊敬する師範は生徒に怪我をさせるような指導は指導員として未熟であるというお話をされていました。
現在、各教室ともに年齢関係なく稽古を行っています。
子供を相手に型稽古をする際、正しい型の意味を理解していれば無理なく技をかけることができます。
子供と型稽古をする際には、ただ手加減するのではなく、ぜひ正しい力の方向を意識して稽古に励んでください。